評伝 永井龍男─芥川賞・直木賞の育ての親─
[単行本(ソフトカバー)]
最後の鎌倉文士、名文家、名編集者、そして芥川賞・直木賞の育ての親として著名な永井龍男の日本初の本格的評伝である。
その人生を詳細にたどりながら語られる昭和文壇史と作品紹介。
芥川龍之介と永井家の意外な接点。菊池寛・横光利一らに文才を愛された少年時代。小林秀雄・堀辰雄・中原中也・青山二郎らとの青春の日々が、ここに甦る。
講談社から刊行されている全集未収録作品も含めた永井の小説の全容を示す、最初の試みとなる。
本書は、昭和文学に関して専門的な知識を持つ読者だけではなく、より一般的な文学愛好者も対象とする。
学術書としての資料的価値と、読み物としての面白さ・判りやすさを兼ね備えた本格評伝である。
・企画のたまご屋さん公式ブログに書評が掲載されました(2017年5月25日) 評者・中山寒稀
・『東京新聞』「大波小波」(2017年8月7日)に書評が掲載されました。
・昭和文学会『昭和文学研究』第76集(2018年3月)「新刊紹介」欄に紹介文が掲載されました。 評者・西川貴子
・日本近代文学会『日本近代文学』第98集(2018年5月)に書評が掲載されました。 評者・志村三代子
その人生を詳細にたどりながら語られる昭和文壇史と作品紹介。
芥川龍之介と永井家の意外な接点。菊池寛・横光利一らに文才を愛された少年時代。小林秀雄・堀辰雄・中原中也・青山二郎らとの青春の日々が、ここに甦る。
講談社から刊行されている全集未収録作品も含めた永井の小説の全容を示す、最初の試みとなる。
本書は、昭和文学に関して専門的な知識を持つ読者だけではなく、より一般的な文学愛好者も対象とする。
学術書としての資料的価値と、読み物としての面白さ・判りやすさを兼ね備えた本格評伝である。
・企画のたまご屋さん公式ブログに書評が掲載されました(2017年5月25日) 評者・中山寒稀
・『東京新聞』「大波小波」(2017年8月7日)に書評が掲載されました。
・昭和文学会『昭和文学研究』第76集(2018年3月)「新刊紹介」欄に紹介文が掲載されました。 評者・西川貴子
・日本近代文学会『日本近代文学』第98集(2018年5月)に書評が掲載されました。 評者・志村三代子
神奈川県生。文学博士。現・立教大学兼任講師。専門は日本近現代文学。
主な研究対象は芥川龍之介で、関口安義編『芥川龍之介─生誕120周年』(翰林書房、2012・11)・宮坂覚編『芥川龍之介と切支丹物』(翰林書房 2014・4)
・庄司達也編『芥川龍之介ハンドブック』(鼎書房2015・4)や、芥川関連の文学事典、『解釈と鑑賞』の芥川特集号に寄稿。竹内瑞穂編『変態二十面相』六花書房 2016・9)
・松本和也編『テキスト分析入門』(ひつじ書房 2016・10)でも芥川に関する項目を執筆している。
主な研究対象は芥川龍之介で、関口安義編『芥川龍之介─生誕120周年』(翰林書房、2012・11)・宮坂覚編『芥川龍之介と切支丹物』(翰林書房 2014・4)
・庄司達也編『芥川龍之介ハンドブック』(鼎書房2015・4)や、芥川関連の文学事典、『解釈と鑑賞』の芥川特集号に寄稿。竹内瑞穂編『変態二十面相』六花書房 2016・9)
・松本和也編『テキスト分析入門』(ひつじ書房 2016・10)でも芥川に関する項目を執筆している。